こんにちは。

クロードモネ 新宿店 店長の細川サトルです。

いつも当サロンの各ブランドコラムをご覧いただき誠にありがとうございます。

お客様のお声で挙げられる事柄の一つで、

「アウトバスのトリートメント、ヘアミルクとヘアオイルどっちがいいの?!」

この疑問を思っている人も多いのではないでしょうか?

今回は「ヘアミルクとヘアオイルの違い」についてご紹介していきます。
ヘアケア商品の効果を最大限引き出したい!と思っている方はぜひチェックして下さい。

 

【ヘアミルクとヘアオイルの違いとは?】

アウトバス用のトリートメントにはたくさん種類があり、買うときにヘアミルクにするかヘアオイルにするか迷ってしまいますよね…

ここからは、ヘアミルクとヘアオイルの違いについてご紹介していきます。

『主原料』

【ヘアミルク】
ヘアミルクの主原料は水分です。
油分が少ないので、髪の毛に塗布することで表面から浸透し、髪の内部へ栄養を届けることができます。

【ヘアオイル】
ヘアオイルの主原料は油分です。
大きく分けて"植物性"と"鉱物性"のものがあり、ご自身の髪質や仕上がりの好みによって使い分けると良いでしょう。

 

『髪への効果』

【ヘアミルク】
水分が主原料ということもあり、保湿効果が高いです。
乾燥による切れ毛や枝毛に困っている方は、内側から保湿を促してくれるヘアミルクがおすすめ。

栄養成分が髪の毛の中までじっくり浸透するので、うねりや傷みなど自分の悩みに沿った栄養成分が入ったものを選びましょう。
また、ヘアカラーやパーマを繰り返しているパサパサした髪の毛の方にもヘアミルクがとてもおすすめです。

【ヘアオイル】
ヘアオイルは、髪の毛の外側に膜を張って外部からの刺激を抑えます
油分が多いこともあり、ヘアミルクよりも艶っぽい仕上がりになり、しっかりケアされた綺麗な髪の毛である印象を与えます。

ヘアミルク同様、頻繁にヘアカラーやパーマをする方におすすめのヘアケア商品です。
日中の紫外線からも守ってくれるため、外出前につけるのも◎!

 

『仕上り』

【ヘアミルク】
ヘアミルクとヘアオイルはそれぞれテクスチャーが違います。
ヘアミルクは、ヘアオイルほど伸びは良くなく、つけるとサラッとした仕上がりになります。

内側から潤うような手触りなので、ベタつきが苦手な方はヘアミルクがおすすめです。

【ヘアオイル】
ヘアオイルは、少量だけでも良く伸びます。
つけた瞬間、艶やかな仕上がりになるので、しっかりヘアスタイリングしたい方におすすめ。

ただ、量が多すぎるとベタついた仕上がりになるので要注意。
ヘアオイルはヘアミルクと違い、長時間艶感が続くのが特徴的です。

ヘアオイルには"植物性"と"鉱物性"の2種類がありますが、よりしっとり感を出したいのであれば鉱物性を選びましょう。
しっとり感よりも無添加のものや髪をいたわりたい方には、植物性のものがおすすめです。

 

『使い分け』

【ヘアミルク】
ヘアミルクは、お風呂上がりにドライヤーを当てる際に塗ると、髪の毛を保護してくれます。
髪を自然にスタイリングしたいときもヘアミルクを使いましょう。

髪の毛が細い方でも柔らかいふんわりした印象に整えることができます。
ただ、ヘアミルクは浸透性が良いため、塗ったか塗ってないか分かりにくいです。

「スタイリングしました!」と見せたいのであればヘアオイルがおすすめです。

【ヘアオイル】
紫外線に強いのはヘアオイル。
夏場や紫外線が気になる場所に行く場合にはヘアオイルを塗っていくのがおすすめ。

また、仕上がりに艶感を出したい場合もヘアオイルがいいでしょう。
おすすめの使い方としては、お風呂上がりにヘアミルクを塗り、ドライヤーで乾かしてからヘアオイルを塗ると綺麗に仕上がります。

また、コテやストレートアイロンを使うときもヘアオイルの方がおすすめです。

 

ヘアミルクとヘアオイルにはそれぞれ全く違う特性があることがお分かりいただけたかと思います。
ご自身のヘアスタイルやコンディションに合わせて使用するとより良く見せることが出来ます。

迷った場合は担当スタイリストさんにご相談していただけるとよいでしょう。

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クロードモネ新宿店 店長 細川サトル

何事に対しても納得するまで追求する性格です。絶対的な似合わせと多角的な視点からのヘアスタイルを提案します。特にレディースのレイヤースタイルとメンズスタイルはお任せ下さい!