マニキュアリストの中島です。
自分の手は週に1回ペースでお手入れをするのが大好きな『ケア好きマニキュアリスト』です。
乾燥する季節になってきました。爪も肌もお手入れが大切になってきますね。
今日は、健康な状態の爪についてお伝えします。
ネイルを楽しむ方の参考になれば嬉しいです。
爪が健康な状態とは?
■爪の色がいい
■爪に硬さがある
健康な爪の色は透明に近く、爪床(ソウショウ)といわれる爪の下の部分の毛細血管の色が透けて薄いピンク色をしています。
爪自体の硬さもあり、爪の面はツヤがあり滑らかさもあります。
爪の根元には乳白色をした三日月形の爪半月(ソウハンゲツ)があります。
※爪半月は水分が多いのでやわらかいです。
お医者さまも爪で健康状態を診ると言われています。
もし、形や色に以下のような変化が見られたら、体調不良や病気の疑いを知らせるサインかもしれません。
下記の症状はどれも私が施術の際にお客さまの爪でよく見かける症状です。
爪の身近なトラブル
■縦線が入る
経年が原因で、病気の可能性は低く、過度のストレス、睡眠不足、過労などでも現れることがあります。
乾燥して爪の繊維が弱っている場合もあります。爪自体が乾燥すると縦の繊維に沿って割れやすいので気を付けましょう。
■横線が入る
爪母の栄養不足で爪の成長が抑えられた時に現れます。体調不良やストレスなどが考えられます。
間違った爪の手入れや爪が折れ曲がると傷がつくこともありますので、爪に負荷がかからないように適度に整えましょう。
ちなみに横線の位置が、爪の根元から3mmに横線があれば、約1ヵ月前に何らかの不調があったことを示しています。
■二枚爪/爪が割れる
爪は、上からトッププレート(縦繊維)、ミドルプレート(横繊維)、アンダープレート(縦繊維)の3層構造になっています。
この層の間に空気が入ることでトッププレートやミドルプレートが剥がれた状態が二枚爪です。
乾燥や外部からの衝撃が原因で、栄養不足、加齢、ストレス、鉄欠乏症貧血の場合も考えられます。
水仕事やマニキュアの除光液を使うことが多い人は爪が乾燥しやすく、二枚爪になりやすいです。
爪切りの衝撃で層が壊れて二枚爪になりやすくなるので、爪切りは極力控えてヤスリで仕上げましょう。
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爪が健康な状態を保つには、日ごろ起きやすい爪のトラブルを見逃さないことです。
縦の線、横の線、二枚爪は小さな変化ですが、放っておくとダメージが広がります。
爪のお手入れを行うことで、自分の爪を守ることができます。
これらのトラブルは身近ではありますが、改善方法がハッキリとしないというのが難点です。
サロンなのか、病院なのか、ホームケアなのかを判断しにくいので、そのままというケースが多いと思います。
「痛み」「出血」「早い改善を求めている」場合は1、病院 または2、サロンに相談(状態によります)
してください。
そうでない場合は、時間をかけて爪の成長を促していくホームケアで改善されます。
お手入れを続けていると爪は健康に育ちます。
爪のコンディションと身体の健康状態の確認を日課にしてみてくださいね。
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シルクハウス東急本店 マニキュアリスト 中島四季美
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ベーシックケアから様々なデザインアートも得意です
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