AVEDAカラーとは
ご来店いただくお客様からよくいただくのが「AVEDAカラーが良いと聞いて」という声です。
AVEDAカラーはオーガニック
ということはご存じの方がとても多いように思います。
では、ほかのカラー剤と具体的にはどう違うのか。
今日はAVEDAカラーを皆様により詳しく知っていただけると嬉しいです。
AVEDAカラーの特徴
日本人の髪を研究して開発された、93%自然界由来成分配合の2液混合式のヘアカラー(アルカリカラー)です。
キーワードとなるのが【自然界由来成分】です。
自然界由来成分とは、成分の大半が植物またはミネラル由来であることを意味します。
主にオーガニックヒマワリ、カスター(ヒマ)、ホホバオイルなどの植物オイルによる保護成分の配合や、アルカリを抑えるなどの工夫で皮膚刺激の緩和、髪へのダメージを抑えるだけでなく、生分解性にすぐれる等、環境にも配慮したアヴェダならではのヘアカラーです。オーガニックラベンダーのアロマで癒される香りです。
また、AVEDAはもともとアメリカの企業ですが、日本に輸入されるAVEDAのカラー剤は日本人向けにカスタマイズされています。
日本人特有の赤くなりやすい髪を、赤みの少ないきれいなブラウンに染まるように調整されています。
仕上がりの特徴として、「ツヤが出る」、「色持ちが良い」、「しみにくい」、「他のカラーをしていた時よりも髪の状態が良くなった」などの評判をいただきます。
ほかのオーガニックカラーとの違い
最近はアルカリカラーでもハーブ成分や植物オイルの配合されたカラー剤が多くでていて、ツヤが出る、傷みが少ない、などの特徴をあげるカラーが多いですね。
他ブランドとAVEDAブランドカラーの一番の違いは2つ。
1.93%自然界由来成分という高いオーガニック率
2.製造時から販売まで地球環境に配慮しているかどうか。
という事が大きなポイントとなっています。
「オーガニックカラー」というワードをよく見かけますが、何%がオーガニック成分なのかわからないものが多いですね。
AVEDAカラーは93%が自然界由来のオーガニック成分でできていて、この数字はオーガニックカラーの中でも非常に高い数値になっています。
カラーは繰り返し継続していくものなので、より肌に負担の少ないものを使用していきたいですね。
また、素材の調達、製造の過程、分解性など、見た目を美しくするだけではない、自然との調和にまでこだわったAVEDAは、自然を大切にするという、最近の世界的ニーズに合ったカラー剤といえるでしょう。
ヘナの特徴
よく、お客様にアヴェダカラーはヘナとは違うのですか?との質問をいただきます。違いをご説明いたします。
ヘナは100%植物を使ったカラーです(サロンや製品によっては添加物が入っているものもあるようです)。ミソハギ科・の葉を乾燥させ粉末にしたものを染料として使います。ヘナにはオレンジ色の色素が含まれていて、髪の毛を染めると白髪がオレンジ色になります(インディゴ・ナンバイアイ葉などを加えると濃いブラウンになります)。
ヘナはしみないのですか?と聞かれることがあるのですが、100%植物でつくられたヘナでもしみてしまう方は、いらっしゃいます。
かぶれることもあります。やはり体質によりますので、十分に注意は必要です。
オーガニックや植物性という言葉
ちょっと話は逸れてきますが、最近はヘナと名乗っていても化学成分が混ざっていることもあります。
1グラムでも植物成分が入っていることでオーガニックカラーと謳っているカラーもあります。
オーガニック製品も同様に少しでも植物成分が入ることでオーガニックと表記している場合もあります。
AVEDAでは、「93%自然界由来成分」や「オーガニックのラベンダー」というように、なるべく細かな表示を心がけています。
そして、オーガニック=植物性という認識の方がたまにいらっしゃいますが、オーガニックとは、化学合成農薬や化学肥料を使わず、自然に則した栽培農法などを指します。その原料を配合したものを、オーガニック○○と呼んでいます。
では、化学合成農薬や化学肥料を使わず有機肥料のみ。と一言でいっても、ではその範囲は農地の中だけなのか、そこから周囲どれくらい離れていればOKなのか、人用の殺虫剤は?などなど基準はどうなっているかというと、世界共通のものはなく、大体の場合が自社基準となっています。
厳しい基準を定めた「 国際的な認定機関 」も存在していますが、それらの認可を受けようとすると、莫大な手間と費用がかかってくるので、オーガニック製品は高価になってくるのです。
安いのにオーガニック○○。宣伝文句を鵜呑みにして不用意に使用するのではなく、きちんとした知識、確認のもと、ご利用いただければと思います。
カラー施術を行う時の注意
・頭皮がしみやすい方は、美容室に行く前の日は頭を洗わない、または軽く流す程度での来店をお勧めします。頭皮の皮脂が落ちすぎていたりすると、よりしみてしまう場合があります。
※ただし、洗わない事で炎症を起こしていると、逆にしみてしまうことがあるので、頭皮の状態にもよります。
・カラーの施術前に頭皮がしみやすいことを担当の美容師さんに伝えてください。頭皮に保護オイルを塗って施術したり、極力頭皮に直接触れないよう塗り方を変えて施術します。
AVEDAカラーもしみにくい処方になってはいますが、それでもしみてしまう方もいらっしゃます。
とくに体の体調が悪い場合や疲れている時、頭皮が乾燥している時などは、普段しみない場合でもしみてしまうことがあります。
AVEDAカラーの良さを皆様にもお伝えしたくとても長い記事になってしまいましたが、少しでも伝わるところがあれば、とても嬉しいです!
長くヘアカラーやスタイルを楽しむためにも、肌や髪の毛に負担の少ないものを選んで、おしゃれを楽しみましょう!
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